2018年3月14日の日経平均は-190.81円と大幅下落となりました。
森友学園を巡る文書書き換え問題が浮上、特に海外投資家が嫌う政治リスクが高くなったことが広く認識されるようになり、国内の投資関連企業に、安部政権の行方についての問い合わせが急増しているようです。
ですので、今後の森友問題の進展によっては、さらなる日経平均の大幅下落ということもありそうです。
日経平均は、だいぶ盛り返したとはいえ、まだ25日移動平均線を下回っていますので下落しやすい傾向は続いています。
ここにきて、ティラーソン米国務長官の電撃解任でトランプ政権の不安定さもリスク要因となりつつありますので、慎重なスタンスが必要なようです。
■3月15日の日経平均予測
日経平均株価は、日米とも政治リスクが浮上している上、円高傾向も続いており、日経平均株価を構成する輸出関連企業の株価にマイナスの影響を与えそうですので、100円前後の下落となるのではないかと予想します。
■3月15日の注目銘柄
★アスクル
アスクルは、去年の埼玉倉庫の大火事からのダメージから完全に回復したことを
裏付けるように昨年末から株価は上昇傾向。
今後、さらに上昇していくのかどうかを占うためにも、3月16日に発表される決算内容に要注目。
★JT
今年に入り、一貫して下落傾向。
ただ、さすがにここに来て、下げ止まり感が。
要注目。