アメリカ株に関する情報は、日本株に比べてどうしても少ないので、ときどき参考にしているのが利用している楽天証券の投資情報です。
中でも楽天証券内で売買が多いアメリカ株ベスト10は、”他の人が今、どんな銘柄を購入しているのか”がわかりますので、頻繁にチェックしています。
ランキングからはETFやADRを除いていますので、純粋にアメリカ株のみのランキングとなっているので重宝しています。
このベスト10から、それまで知らなかった魅力的な投資対象を知ることもあります。
以下が最新のランキングです。
■楽天証券内で米国株式(ETF・ADRを除く) 売買代金ランキング(2018年3月14日)
1 up AMZN(アマゾン・ドット・コム) 小売
2 up NVDA(エヌビディア) 半導体関連
3 same KBH(KBホーム) その他
4 up SQ(スクエア) 情報処理サービス
5 up GOOGL CL-A(アルファベット クラスA)ソフトウェアサービス
6 up NETFLIX INC.(ネットフリックス) 小売
7 down AAPL(アップル) コンピュータ関連
8 NEW GOOG CL-C(アルファベット クラスC)ソフトウェアサービス
9 NEW WFC(ウェルズ・ファーゴ) 金融(銀行)
10 NEW INTC(インテル) 半導体関連
■ランキング上位常連はアマゾン、ついでエヌビディア、ネットフリックス
★アマゾンの人気の背景
ランキングの傾向としては、アマゾン・ドット・コムの人気が根強いことです。
現実的に今年に入り、すでに50%近く株価が上昇していますので、人気が高まるのは当然という気がします。
アマゾンはアメリカを基点に全世界のリアルの小売業の制覇をしそうな勢いを感じます。
PER的には200倍を越す等、いわゆるバリュー投資家なら、絶対に手を出さない水準ですがアマゾンに関しては、こうした物差しは通用しないのではないかと思います。
★エヌビディアの人気の背景
エヌビディアは、2017年に電気自動車関連やAIを材料に株価を大幅に上昇させ、一躍、スター企業にのしあがりました。
あのソフトバンクの孫氏もエヌビディアのCEOと面談した、その場で投資を決定したということで、日本の投資家の中には孫氏銘柄と捉えている人もいます。
なにしろ孫氏は、あのアリババがまだどこの馬の骨かしられないような時期に大幅な出資を決定し、その後、大儲けしたのですから、”孫氏が出資したなら間違いない”という買い安心感から投資する人も少なくないようです。
ただ、アマゾンに比べ、身近な存在ではありませんし、電気自動車自体が投資家の思惑通りに普及していくのかどうか不透明な面があるのは否めません。
アマゾンに比べて伸びしろがあることは間違いありませんので、注目していく価値はあると思います。
★ネットフリックスについて
ネットフリックスも最近、ベスト10の常連となっています。
ネットフリックスについては、アマゾンと競合する面もありますので、”アマゾンを差し置いて投資する”ほどの魅力は今のところ、あまり感じません。
実際にネットフリックスを利用しているユーザーからの投資が多いようです。
ただ、株価に勢いはありますので要注目です。