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アマゾンの台頭でアメリカ小売業が軒並み業績悪化・ウォルマートだけ生き残り?組

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アマゾンが初めて実店舗をオープンして話題になりましたが、アメリカではすでに
アマゾンを含むネット販売勢力と百貨店のメーシーズ、JCペニーとのリアル販売勢力とで厳しい競合が展開されています。

そのうちアメリカの大手百貨店のメーシーズは、2016年に売り上げ不振を理由に100店舗を閉鎖する等、リアルの小売業が劣勢となっています。

こうした背景からメーシーズの株価は2017年初めから約50%下落となっています。



■ウォルマートだけ生き残り?組

一方、アメリカの小売業で最も著名なウォルマートは、ネット通販会社を買収した効果で増収増益、株価も上昇とリアル小売で数少ない勝ち残り、生き残り?組。

アマゾンは、米国内で今後、急ピッチでリアル店舗を展開する計画です。

近いうちにアマゾンはネットでもリアルでも小売業のトップランナーとなりそうです。

■アマゾンが今後、有利になる背景

リアルの百貨店やスーパーに比べアマゾンのほうが今後、有利にビジネスを展開するとの見方がアメリアでは有力です。

アマゾンに有利なことは、物心ついたときにはネットでモノを購入したという世代がどんどん、購買力のある年代に育っていることでしょう。

今後、アメリカだけではなく、世界で百貨店・スーパーで買うのが当たり前の世代が今後減っていき、ネットで買う世代が多数派になっていくのは確実です。

もしかしたら、”贅沢品だけは百貨店で”という慣習も廃れ、アマゾンで購入という時代もやってくるのではないかと思います。

そういう意味から、投資先としてはアマゾンは、まだ伸びしろがあると考えます。



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