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三井住友トラスト@世界スタートアップ&イノベーション株式ファンドでテンバーガー?

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三井住友トラスト・アセットマネジメントが2019年3月18日に設定した「世界スタートアップ&イノベーション株式ファンド」は、アメリカをはじめフランス、スウェーデン等世界の成長企業に投資するアクティブファンドです。




これまでにも世界の成長企業に投資するファンドは幾つもありますが、このファンドの特長はIPO後経過5年前後の日本株でいうところの中・小型成長株に投資対象を特化していることが特長です。

従来の米国成長株ファンドというとアマゾン、グーグル、アップル、フェイスブック等お馴染みの銘柄に投資するというのが通り相場です。

対して、「世界スタートアップ&イノベーション株式ファンド」は、日本でいえば東証マザーズレベルの企業を投資対象にしていますので、うまくいけば大化けも期待できます。
運用説明書によれば、”「スタートアップ&イノベーション企業の株式」とは、世界の中小型株式のうち、原則として新規株式公開(IPO)後10年以内で、人々の生活を変革すると考えられる製品・サービスの提供を通じて高い成長が期待できる企業の株式”としています。

日本株のIPOであれば、新規公開の抽選に申し込んだり、上場後に会社四季報等で成長軌道を確認した段階で投資というように投資する術はいくつもありますが、アメリカをはじめとした世界のIPO株式の情報は得ることも困難ですし、情報が得られたとしても、その企業が駄馬?か名馬?かを判別することは不可能です。

ですので、この「世界スタートアップ&イノベーション株式ファンド」は、個人では投資するのが難しい世界のIPO株に間接的ではありますが投資できる魅力的な投資信託商品だと思います。




最新の2019年7月次レポートをみると投資している銘柄のうち、上位10位は
以下の通りです。
1位 
エボリューション・ゲーミング・グループ  スウェーデン

2位
スプランク 米国

3位
スクエア 米国

4位
ツイッター 米国

5位
カーバナ 米国

6位
テラドック・ヘルス 米国

7位
トゥイリオ 米国

8位
ワールドライン フランス

9位
バンドウィズ 米国

10位
メゾン・デュ・モンド フランス




次のFANGとして注目を集めている、決済サービスのスクエアが3位にランクインしていることと知名度は高いものの投資対象としては今ひとつの感があるツイッターが4位と意外と高評価なことが目をひきます。

ちなみにこのスクエアとツイッターの経営者は同一人物です。

また、投資対象としては全く馴染みがないフランス株が2社ランクインしていることも従来の世界成長株ファンドとの違いを浮き彫りにしています。

もちろん、日本のIPO株と同様のリスクはあると思いますが、当たればテンバーガー並みの大きい利回りが期待できそうなところが魅力です。

ただ、購入時手数料がに3.24%、信託報酬が年率1.2204%と高めなことが難点です。

また、購入できるのが池田泉州TT証券、むさし証券、とちぎんTT証券、東海東京証券の4社のみということも難点です。

個人的には口座を開設して購入する価値がある商品だと思います。



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