メキシコペソはトルコリラと並んで高利回りの新興通貨として、もっぱらスワップ狙いの人に高い人気を誇っていました。
ところが、コロナショックでそれまで”100年に1度のリーマンショックでつけた価格を下回ることはない”ことを前提にポジションを建ててきた新興通貨投資家は、軒並み憤死・壊滅状態となりました。
かくいう私もかろうじて生き残ったものの、手痛いダメージを受けました。
生き残れたのは、リスクを低めにしたからです。
よくいわれることですがFXでも株でも欲張り過ぎると痛い目に遭うということを身をもって知らされました。
コロナショックから、ようやく落ち着きを取り戻しつつある為替市場ですが、メキシコペソはさらに石油安というダメージを受け、価格が低迷しています。
意外なことですがメキシコは石油国でもあるので、石油の価格に敏感なのです。
このことは、メキシコペソをトレード対象とするようになって初めて知りました。
コロナショック以降、メキシコペソについて、”スワップ狙いの放置プレイ”からチャートから値動きを把握して、短期トレードで小刻みに利益を取っていくというスタイルに転換をはかっているところです。
現在、売り10万ロット 買20万ロットです。
メキシコペソは当分のあいだ、売り目線でトレードすることが有効ではないかと考えていますが、メキシコペソは売りポジションだと支払い金利が日々ついてしまうことがネックになります。
いずれにしても投資の中で本業はアメリカ株、日本株を対象にしたサヤトレード次いで中長期目線の日本株、中国株、その他外国株投資ですのでメキシコペソは、末席のような位置づけです。
企業でいえば、当面は、利益を期待できない新規事業のようなものです。
日々のトレードを通じて、メキシコペソを収益減から収益源にしていきたいと思っています。