高利回りで注目が高まっているNEWART(東証コード7638)について株主の立場で分かりやすくご紹介します。
東証スタンダード上場のNEWARTから7500円の配当金と株主優待券をゲットしました。
私が株を購入した2021年は100株10万前後で購入できましたので、その時点での株価を考慮すると利回り7.5%と東証上場有数の高利回りとなっています。
NEWARTといっても何をやっているのかご存じない方が大半だと思います。
簡単にご説明しますと主として以下の4つの事業を展開しています。
■NEWARTは何をやっている会社?
①ダイヤモンド販売事業
1994年に国内初のブライダルダイヤモンド専門店として創業した「銀座ダイヤモンドシライシ」の運営
②エステサロン ラ・パルレの運営
③ゴルフ用品の販売
④アートオークションの運営
このうち、アートオークション事業は、2021年に日本のオークション業の「エスト・ウエストオークションズ」を子会社化することで参入。
2021年に羽田空港を会場にアートオークションを開催、話題となりました。
上記のうち①から③の事業には全く興味がありませんが、アートオークションに将来性を感じ、2021年夏に最低単位の100株を購入しました。
■配当と株主優待券について
・配当について
NEWARTは、2022年6月14日に期末配当金の引き上げを発表しました。
従来計画の70円から100円に引き上げ、期末一括配当のために年間配当金は前期75円から25円の増配になります。
つまり、今期は100株で1万円の配当が得られることになります。
・株主優待券について
株主優待については、自社で展開する店舗の割引券のみです。
いずれも料金の割引で、ダイヤモンドやエステサロンはそもそも料金が高いうえ、私のように利用意向のないものにとっては有難みは全く感じません。
ゴルフ用品の割引は興味のある人には魅力的かもしれません。
株主優待券は記名式になっていて、株主本人しか利用できないようになっていることに注意が必要です。
■まとめ
高利回りの株ということで最近、注目度上昇しているNEWARTですが、正直なところ買い増しするのは躊躇しています。
その理由は、展開している事業の大半が興味がなく、先行きもよくわからないからです。
購入したのは、個人的に興味があるアートオークション事業に参入したからです。
高利回りについても、三菱商事や三井住友フィナンシャルグループのような将来的な安心感はありません。
ですので高利回りを目的としてNEWARTを購入するのはそうしたことも念頭に置かれることをお勧めします。
ただ、昨年から参入したアートオークション事業の展開によっては、化ける可能性があるのではないかと株主として注目しています。