米国株に初めて投資しようと考えた時、投資先としてまず思い浮かぶのは、アマゾン、アップルにグーグル、フェイスブックというのが通り相場でしょうか。
米国株を配当利回りの観点から選択するという投資家であれば、ジョンソン&ジョンソンやP&G等のアメリカの老舗的な企業を選択します。
ただ、これらの株は、いずれもすでに安くない株価となっており、”株価が〇〇年で10倍”という株式投資ならではの醍醐味を体験しにくいのも事実です。
日本の株式市場でもそうですが、”資産を何倍にもしたいならトヨタ等の大型株ではなく、時価総額が小さい企業を選べ”といわれています。
■情報を探しにくい米国株
東京株式市場に上場している企業であれば、会社四季報等を用いて、”今は名を知られてないけど大化けしそうな企業候補”を見つけ出すことは可能ですが、米国株については、情報が不足しているために、”お宝企業”を発掘するのは困難です。
私見ですが、米国の上場企業は東証コードのような4桁の番号ではなく、ティッカーとよばれる企業の略称で調べなくてはならないことが情報を探しにくくしていると思います。
東証コードなら、8000番台なら金融業かサービス業かとある程度、検討がつきますがティッカーだけみても業種さえわかりません。
それに会社四季報のようなものが存在しないことも米国株をわかりにくくしています。
■米国株の貴重な情報源の月刊ザイ(zai)
でも、私が定期的に購入しているダイヤモンド社発行の投資情報誌の 月刊ザイ(zai)は、毎号、貴重な米国株情報を提供してくれますので重宝しています。
最新の2017年12月号では、スマホ(iPhone)で儲かる米国株と題した特集をしています。
![]() ダイヤモンドZAI(ザイ) 2017年 12 月号 (株で「資産倍増」計画&ネット証券大比較)
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同誌によれば、アップル社の新モデルのiPhone8で採用された、ワイヤレス充電や顔認証AR等の技術は、米国企業によるものがほとんどということです。
■スマホ(iPhone)で儲かる米国株候補
中でもワイヤレス充電は、今後、爆発的に需要が増えるということで、その担い手であるブロードコム(ティッカー AVGO)が今後、有望としています。
また、顔認証の技術に定評のあるツー・シックス(ティッカー IIVI)にも注目しています。
このどちらの企業もこれまで全く知りませんでしたので、ウオッチしていきたいと思っています。
ザイでは、スマホ(iPhone)で儲かる米国株候補として、さらにマイクロン・テクノロジー、クアルコム、テラダイン、インテグレーテッド・デバイス・テクノロジーの4社を紹介しています。
ブロードコム以外は、株価は25ドルから60ドル前後と低位にあるのが魅力です。
これらの企業は、日本でいうところの素材メーカーといえるでしょう。
いわば、IT時代の裏方的存在、雑誌の特集でもなければ、知りようがない企業です。
米国株で大化け株狙いが目的のかたには魅力的な投資対象ではないでしょうか。
さらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、ダイヤモンド ザイ(zai)12月号を購入されることをおすすめします。