2018年1月まで堅調だったNYダウは2月2日に雇用統計をきっかけに急落。
2月6日には、その影響で日経平均株価も約1,000円下げる暴落となりました。
私は、グーグルやアマゾン、ビザ等アメリカ株を中心に長期投資していますので
特にNYダウの動向は、毎日欠かさず、チェックしています。
それで気になっていたのは、NYダウが2017年以降、ほぼ一本調子で上がり続けていることでした。
日経平均株価も同様の動きでした。
いくらなんでも上がり過ぎではと思い、”いずれ暴落するのではないか”と思い、年末から年始にかけて、マネー雑誌や新聞で、NYダウや日経平均株価の予測に関する記事をしらみつぶしに目を通しました。
予測者は、証券会社所属のセルサイドのアナリスト、投資信託の運用責任者、、株式評論家等様々な立場の専門家でした。
それらの人たちの予測は、ほぼ全員が基調として”NYダウは減税効果が景気にプラスに働くので見通しは明るく、日経平均株価については、米国株よりPERの観点から割安のうえ、企業業績が好調なので好調を維持する”というものでした。
その中で日経平均株価について”バブルの状態だ”と明言していたのは、智剣・Oskarグループ主席ストラテジストの大川智宏氏のみでした。
失礼ながら大川氏が所属している智剣・Oskarグループは、全く知りませんでした。
今後は、大川氏の予測を注視していきたいと思っています。
”みんなが株式市場に強気なときはいずれ暴落する”というのは、株式市場に関する有名な格言ですが、今回の2018年2月暴落も当たったといえそうです。
2018年に入り、世界的に株式市場が変調をきたしているようですので、昨年までの強気なスタンスから、リスクに慎重なスタンスに変えて、株式投資に取り組む必要がありそうです。