ソフトバンクの孫正義会長は、2017年5月にサウジアラビア政府やアップル等といわゆる10兆円ファンドを立ち上げました。
投資対象としては、アメリカでAIやEV関連の次世代のスター企業と目されるエヌビディアが広く知られていますが、投資対象となったインド企業についても明らかになりました。
日本経済新聞が報じたところによれば、ソフトバンク10兆円ファンドの対象となったインドの企業は、低価格ホテル向け予約サイトを運営するオヨという会社。
ソフトバンクは、これまで、インドの配車サービスやモバイル決算大手の企業にも出資しています。
ソフトバンクの孫会長は、2016年にインドを訪問、モディ首相と会談して以降、インド企業に対する投資を積極的に手がけています。
インド企業に直接投資できない現在、インド株を購入する代わりにソフトバンクを一種のインド投信と見立てて、投資するのもありかもしれません。
ソフトバンクは個人的に好きな企業ではありませんし、投資したこともありませんが、インドや中国、アメリカの成長企業に投資する成長株ファンドとして捉えれば、魅力的にみえなくもないと思います。
★過去、ヤフー、アリババで大儲けした孫会長
孫会長は、無名時代のアメリカのヤフーや中国のアリババを見出し、その成長性を確信して大規模な投資を実行。いずれも大儲けしました。
特にアリババの馬会長が文字通り、”どこの馬の骨かわからない”頃に、”この男は違う”と直感。投資に踏み切ったとされています。
もはや、何が本業なのかよくわからないソフトバンクですが、インド株関連銘柄としてウオッチしていく価値はあるのではないかと思います。