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ソフトバンク10兆円ファンドで投資対象となった中国企業とは

投稿日:2018年3月25日 更新日:

ソフトバンクの孫正義会長は、2017年5月にサウジアラビア政府やアップル等といわゆる10兆円ファンドを立ち上げました。

投資対象としては、アメリカでAIやEV関連の次世代のスター企業と目されるエヌビディアが広く知られていますが、投資対象となった中国企業についても明らかになりました。



日本経済新聞が2018年3月25日付けで報じたところによれば、ソフトバンク10兆円ファンドの対象となった中国企業は、平安グッドドクターと衆安在線財産保険の2社。

平安グッドドクターは、オンライン上で医師が診察するサービスを提供しており、既にユーザーは日本の総人口を超える1億9000万人。

★上場前から人気の衆安在線財産保険

衆安在線財産保険は、2017年10月に香港市場(H株)に新規上場した中国初のネット専業保険最大手。

香港市場で初のフィンテック銘柄と目されています。

保険でも傷害保険や医療保険といったヘルスケア分野に強みを持っています。

また、アリババやテンセントと連携、ネット通販で購入した商品の返品送料を補償する
等、若い世代にニーズが高い保険商品も開発・提供しています。

上場時に新規株式公開(IPO)への応募倍率が約400倍と過去最高となったことで話題になりました。

★平安グッドドクター

平安グッドドクターは、中国の大手保険会社平安保険の傘下企業。

急速に高齢化社会を迎える中国だけに、オンライン医療サービスの事業としての成長性は高いといえそうです。

★過去、ヤフー、アリババで大儲けした孫会長

孫会長は、無名時代のアメリカのヤフーや中国のアリババを見出し、その成長性を確信して大規模な投資を実行。いずれも大儲けしました。

こうした実績から、”バフェット銘柄”と同じように”孫銘柄”に注目する人は多いです。
孫銘柄をパクれば、大儲けできるほど株式市場は甘くないと思いますが、その動向をウオッチしていく価値はあるのではないかと思います。



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