私は、東京ディズニーランド地元民として、オリエンタルランドの株価を欠かさずウオッチしていますが、コロナショックによる開園以来の長期休園と史上最大の危機にあるといっても過言ではないと思います。
なにしろ、休園したら一銭もお金が入らないのですから。
私の知る限り、2011年の東日本大震災のときも、オリエンタルランドの本社を含めた千葉県浦安市の地盤が液状化してしまい、大変な事態でしたが、今回はそれ以上です。
オリエンタルランドを投資対象としてみている人からすると、コロナショックの今が
買い時ではないかと考える人も少なくないと思います。
実際、コロナショック以降のオリエンタルランドの株価を確認すると以下のようになります。
オリエンタルランド株価のコロナショック前後の株価動向
・2020年1月15日 年初来高値となる16,075円をつけたあと、しばらく15,000円台をいったりきたりという状況。
・2月に入ると”オリエンタルランドは買われすぎ・株価高すぎ”との市場の声が高まり、14,000円台から13,000円台へと一転下落
・2月下旬にコロナの影響で株価下落が強まり、2月28日には一時的に12,000円台割れとなる11,620円をつけました。
・そして迎えたのが東京株式市場歴史に残る大暴落。3月13日に一時11,250円をつけました。しかし、終値では、12,620円と 12,000円台をキープ。
以降は上昇に展じ、5月22日には15,200円とコロナショックの影響前の株価水準に戻っています。
私は、オリエンタルランドの株価を毎日、チェックしていますが、2ヶ月休園ということで10,000円台割れをするのではないかと考えていましたが、外れました。
とはいっても、大暴落当日の3月13日に一時11,250円になったところで買い向かう度胸はありませんでした。
ここで買えた人はいたとしても数人ではないかと思います。
それでは、オリエンタルランド株の買い時は、いつかということになりますが、今しかないと思います。
その理由は以下の通りです。
オリエンタルランド株の買い時は今しかないと考える理由
先ほども申し上げましたが、私は地元民としてオリエンタルランドがコロナショック以上の苦難に遭遇したことを知りません。
2ヶ月休園に加え、訪日外国人需要が蒸発したという状況は、企業業績の観点からは最悪の状況です。
でも、この先、コロナショック以上の事態はそうはないと考えれます。
現在の株価は、この危機的状況を加味していますので、これからさき、大暴落のような
ことは予測しにくいです。
もちろん、この先、関東大震災のようなことが起きれば話は別ですが。
そもそもオリエンタルランドの株価は他の企業の株価がまるでスペースマウンテンのように?急落していくなかで、唯一といってよいくらい底が固いということがはっきり確認できました。
というか、NISAによる株購入や株主優待目当ての株主の強力なサポートで株価下落はあまり見込めないと思います。
それに、4月15日オープン予定だったディズニーランドの新エリア「美女と野獣」も延期となっていますので、開園再開されれば、これまで行きたくても行けなかった反動による集客アップも見込めます。
それに、他の観光スポットに比べ、訪日外国人のウエイトが低いことも強みです。
また、スマホアプリ、電子マネー決済等の、キャッシュレス決済の導入が進んでいますので、混雑緩和効果が期待できます。
以上から、オリエンタルランド株の買い時は今しかないと考えます。