中国の株式は、これまでテンセント等を主として香港市場を通じて購入しています。
中国の株式の中にはアメリカ市場のナスダックやADRに上場している会社がアリババ等幾つかあります。
今回、以前から注目していた微博(ウェイボー)の株をアメリカ市場で購入しました。
微博(ウェイボー)の株価は、このところ急騰しています。
■微博(ウェイボー)とは?
微博(ウェイボー)は中国最大のSNSで、別名中国版ツイッターと称されています。
中国では、「Facebook」「Twitter」の利用は禁止されていますので、いわば政府公認のSNSといった存在です。
中国人は、こちらが想像している以上に口コミが発達していることもあり、コミュニケーションツールとして、日常生活に定着しているようです。
微博(ウェイボー)は、個人と個人はもちろん、企業と個人とのコミュニケーション・情報収集ツールとしても利用されています。
ツイッターとの違いとしては、動画等の画像情報が充実していることにあります。
登録アカウント数が6億、デイリー投稿数1.6億件と推定されています。
■業績好調の微博(ウェイボー)
SNSの本家、アメリカのツイッターは業績不振が続いていますが、微博(ウェイボー)の業績は絶好調です。
8月9日に公表された2017年第2四半期の決算では、2017年6月までに、ウェイボーの月間アクティブユーザーが3.61億に増加、携帯端末での月間アクティブユーザーが92%を占め、最高記録を更新したということです。
営業利益は17.3億元で、純利益は前年比152%となり大幅に増加しています。
■中国株に投資するならネットビジネス系?
私は外国株でアメリカ株と中国株をメインに投資していますが、グーグル、テンセント等のネットを主戦場とする企業に重点を置いています。
アメリカは、ネットビジネスの本場ですし、中国は、フェイスブックやツイッターが使えないことで強力な競合がいないことと自国民だけで軽く5億、6億のユーザーを短期に獲得できるというところが強みだと考えています。
中国では、ネットビジネスではテンセントとアリババの2強が競っています。
微博(ウェイボー)の大株主にはアリババが名を連ねていますのでアリババ系企業ともいえます。
日本企業の中にグーグル、フェイスブック、テンセントというような世界的なネットビジネス企業が存在しないことも外国株に
投資する大きな動機となっています。