米半導体大手で、電気自動車関連株として有望視されているエヌビディア(ティッカーNVDA)が11月に入り、株価の上昇が加速し、初めて200ドルを突破しました。
11月3日の寄り付きでは、207.2ドルをつけ、勢いが持続しています。
エヌビディアは、2017年に入り、株価がほぼ2倍の約90%値上がりしており、アマゾン、グーグル、フェイスブック、アップルに続く企業として、電気自動車のテスラと並び一躍、市場の注目を集めています。
■データセンターチップ「Volta」が有望視されるエヌビディア
エヌビディア(Nvidia Corporation)はパーソナル・コンピュータ(PC)グラフィックス、グラフィックス処理ユニット(GPU)及び人工知能(AI)を中心とする会社でこれから爆発的に市場が広がるAI関連企業として、その動向が注目されています。
アメリカのアナリストは、エヌビディアの特にデータセンターチップ「Volta」に大きなビジネスの可能性があると判断しています。
ソフトバンクの総帥の孫正義氏が大規模出資したことで日本でも認知度が高まってきています。
ニーダムとエバーコアISIは、エヌビディアの目標株価を250ドルと強気の見方をしています。
エヌビディアはすでに日本人投資家の間では人気銘柄となっています。
私が利用している楽天証券では、2017年11月2日の売買代金ランキングの3位につけています。
■楽天証券 米国株式(ETF・ADRを除く) 売買代金ランキング-上位10銘柄
1.KR KROGER CO(クローガー) 小売
2. JCP J. C. PENNEY COMPANY, INC.(JCペニー) 小売
3.NVDA NVIDIA CORPORATION(エヌビディア) 半導体関連
4.TSLA TESLA INC(テスラ) 自動車・自動車関連
5.AMZN AMAZON.COM, INC.(アマゾン・ドット・コム) 小売
6.GS THE GOLDMAN SACHS GROUP, INC.(ゴールドマン・サックス・グループ) 金融(証券)
7.COH COACH, INC.(コーチ) 小売
8.T AT&T INC.(AT&T) 通信関連
9.INTC INTEL CORPORATION(インテル) 半導体関連
10.IBM INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION(IBM) コンピュータ関連
■まとめ
私も9月に購入。すでにかなりの含み益がでています。
長期保有すれば、大化けする可能性がある企業だと思います。
日本の企業にNVIDIAのような企業が出てこないことが、アベノミクスと囃し立てても今一つ、経済の浮揚感が感じられない大きな理由ではないでしょうか。